酒を覚えて、それほど時間が経っていない若い頃に、武蔵境のバラック小屋のような立ち飲みの屋のカウンターで酒を飲んでいる時に、隣のおっさんたちが、やきとんに味噌ダレをつけて食べているのを見て、旨そうだなと思い、何本か注文して食べた味噌ダレのやきとんの旨かった記憶がよく甦るときがある。その時から、あれが東松山のやきとりだったたのかとわかったのは、数十年後だった。
東松山の「やきとり」は、豚のカシラ肉を炭火で丹念に焼きあげ、辛いみそだれをつけて食べるスタイルで、昭和30年代に誕生したそうである。現在では東松山と言えば「やきとり」というイメージが、関東地区では轟いているが、東松山には、食肉センターがあり、安価で新鮮なカシラ肉が手に入ったものを、朝鮮出身者の方が屋台で焼いてだしたのが始まりだそうだ。そういえば、あの独特の味噌ダレも焼肉屋で添えられるコチジャンを甘辛に調合したもののように感じる。
東松山駅を降りると、確かにやきとり屋(やきとん屋)が多く、街全体がやきとんで町おこし的雰囲気を醸し出している。このやきとりとタレも一度食べると病みつきになること請け合いなのである。東松山市に足を運んでみてください。
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