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No.73 神奈川県藤沢市の「中華大新」の大新ラーメンとやわらかい焼きそばを食べながら「50年問題」を考える

 町中華がどんどん消滅していっているそうだ。これを「50年問題」と言うらしいが、高度経済成長(60年代後半から70年代後半)期にゾクゾクと開店した日式「中華屋」※のオナーの高齢化による後継者問題が一番…
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No.58 千葉県船橋市「大輦」のソースラーメンを侮るなかれ。

 「ソウルフードと言えるか分からないけど、船橋のソースラーメン、イケルから食べてよ」と友人から言われたのは何年前だっただろうか。 船橋とは、色々と因縁がある土地なのだが、自分が経営する会社の末期に資金…
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No.52 東京都中野区東中野の「十番」のビールとタンギョウは神々しい三種の神器。

 自称東京漂流者の私も、終の棲家を見つけなければならない歳になったのだが、どうも昔から奥手で決断力のない性質で先延しにして現在に至っている。同じように死ぬのも先延ばしになれば結構なことだなとバカなこと…
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No.46 神奈川県平塚市「老郷(ラオシャン)」の酢湯麵は<老荘><禅>の境地を味わえるラーメンなのである。

 師走の慌ただしいなか、老境に入りつつある我々は、ほろ酔いで次の平塚随一のソウルフードと言われる「老郷(ラオシャン)本店」に向かったのであった。湯麵が余り好みではない私は、前回(No.45)の「どさん…
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No.43 東京都葛飾区東金町の「せきぐち東金町店」の元祖カレーラーメンのどろどろ、プラス5辛増し、トッピング辛ねぎ。

 金町駅は柴又帝釈天へ参詣する時に通過する駅という印象しかなかったが、降りてみると中々どうして活気がある場所で驚いたのである。千代田線で大手町まで20分という都会へのアクセスの良さ、場末的なイメージさ…