千葉県の市川に住む知り合いと船橋で飲む約束の日、当人風邪気味ということでキャンセルになり、仕事が終わっての突然のフリー状態、どうにも落ち着かず、そうだ船橋へ行くはずだったのだから、いっそのこと船橋の鉄火場で「博打」に興じようと、良からぬことが頭に浮かぶのであった。どうもこの後ろめたさ(駄目よ駄目よ)が、そちらの方に足を運ばせることの後押し(エネルギー)になるのだから、人間の心理というのは分からないものである。


ということで、数十年ぶりの船橋競馬場詣でと相成った次第である。数年前に近くには寄ったのだが、さすがに入場はしなかったのであった(No.58)。船橋競馬場は5年をかけてリニューアルしたらしく、大変綺麗になったとは聞いてはいた。しかし、最近はネットで馬券を買えるので、競馬場へ足を運ぶこともご無沙汰である。故に新競馬場を見学するというのも一つの目的でもあったのである(ほんまかいな)。


さて勤め先から、京成の船橋競馬場前まで、40分ほどで到着。ららぽーと方面へトボトボ歩くと5分で競馬場へ。船橋もナイター競馬をはじめて、どのくらいになるだろうか、オジサンが一番競馬に興じていた時は、昼間開催で、冬場には海からの風が、やけに身に堪えた記憶にある。入場券売り場まで行き、特別観覧席がまだ残っているか確認、おーまだ空いているではないかと、指定席券(3,000円)を購入。コストは掛かるが、競馬は指定席で観るのが一番なのである。サウナバンドのようなものを腕に巻き、3Fの観覧席へ向かう。しかし、以前のうらぶれた船橋競馬場とは様変わりしているのに、驚きながら内覧するオジサンであった。さすがに新しいだけあって。清潔感があり、パドックも観やすく、昔のようにほこりっぽくはない。そして、昔食べた焼き鳥屋は、そう言えば川崎競馬場のように、ここにはタンメンの店があったな、などと記憶を辿りながら徘徊するのだが、あまりの変貌ぶりに、しばし、呆然とたたずみながら席に腰を落ち着けたのであった。今まで雑然とあったものを、4階建ての近代的ビルに凝縮したと形容したらよいのか、とにかく昔の雰囲気は皆無である。さすがに、馬が走るフィールド(馬場)は変わってないように見えるが、少しは変えたところもあるのだろう。しかし、どこの競馬場も、鉄火場というより、レジャー施設のようになり、オジサンにとっては、面白い空間とはいえないが、これが世の習いというものか、これを求めていた人の方が多いのだろう?ということで、オジサンは、勝負前の腹ごしらいに向かったのである。


まずは以前からあった思われる1階のもつ焼きの「田久保」に向かったが、場所が分からず、あきらめ、2階の「東西商会」(1階の出店でも営業)へ。ここは牛もつ焼き鳥とホルモンと焼きそばの店。よく牛もつを食べた記憶がある。少し列が出来ているが、尻に並ぶ。まずは生ビールと牛もつ、牛すじ、それからつまみホルモン所望し、横のテーブルで舌鼓。もつ、すじ。ホルモンと交互に口に、なかなかよく味が染みこみ、柔らかく、臭みもない。グッドテイストである。生ビールがどんど進むが、これ以上飲むと予想にさしつかえるので、ぐっと我慢して席に戻るのであった。1Rで当て、2,3,4Rをハズシ、またまた小腹を満たすため、今度同じ階にある、いかにもチェーン店という讃岐うどんセンターへ。ここでもうどんは重いので、ハイボールと馬勝(豚ロース)と酢もつをゲットし、席に運んで食す。指定席でゆっくりと飲みながら予想に耽るのが、これが至福の時なのである(勝つことしか考えてない)。酢もつも馬勝も可もなく不可もなく合格の味で満足し、5Rへ。5,6,7,8Rをハズシ、9,10Rであたり、現在馬券の収支はマイナス2,000円。かわいいものである。かつて、この競馬場で3連単1点で1,500,000万をゲットした時とは掛け金が違う。よくぞ、あんな賭け方ができたものだと、あの時の若さと怖い物知らずに、今では呆れるばかりである。
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さて、メインレースの前に少し腹ごしらえと、また懐かしい「田久保」でもつ焼きをと、改めて探す、外にあるキッチンカーのあたりに在るのかと、探すが見当たらず、もう一度マップで確認すると、1階客席スタンドの下にあるらしい。しかし、こんな所にと首を傾げて向かうと、あったのである。ほんまに笑える場所に田久保が…。そして、店の前は長蛇の列、こりゃ品物をゲットした時にはレースは終わっているぜ、と諦めてスタンドに帰る。しかし、昔はこんな列になったことはないのに、何故なのと、最近の行列と見るたびに考えてしまうのである。何かがおかしくなっているとは思いませんか?。


残念ながら「田久保」とは縁がなかったと諦めながら、またスタンド2階の「東西商会」へ向かう。どうも気になっていたメニューを食べてみるかと思ったからである。店の前でメニューを確かめ注文。その名は、ねぎラー油焼きそば。何とも安っぽい響きがして(実際安い450円)、オジサンの感では間違いなくオツな味がするのだと感が働いたのである。すぐに品が出てきて、テーブルで食す。やはり間違いなかったのである。このC級感が溜まらないのである。変な気取ったものよりイイのである。ぜひとも競馬場にいったさいは食べてみてください。それでは、オツなものを食べさていただいたので、今度はメインレースに勝って、収支をプラスにして帰るだけと、少し多めの金を11Rに注ぎ込んだのは言うまでもないのである。さて結果はと、当たるわけないがなと、競馬場を後にしたのであった。それよりも、もつばかり食べてたなと、改めて思うのであった。そう言えば、ほんとうは、本日は船橋本町の「寅屋」で飲むはずだったのである。ここもつじゃねーか、大丈夫かね…。(因みに本日の収支は所持金20,000円で残金が16,000円、飲食代金も入れてだから、まあまあ凹みが少なかったのである)。


店名 船橋競馬場 東西商会
ジャンル 焼きそば もつ焼き
お問い合わせ 047-431-2156
予約不可
住所
千葉県船橋市若松1-2-1 船橋競馬場 スタンド 1F2F
営業時間 定休日
開催日に順ずる
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
支払い方法
カード不可
電子マネー不可
QRコード決済不可